「街場の戦争論」を読んだ
最近、「戦争」という単語を書店でよく見かけるようになった気がする。
そんな中、私が一方的に“先生”と呼ぶ内田樹さんがこんな本を出したので読んでみた。
株式会社化する国家、消費者化する国民、その先にあるのは…
心から「命より金」って思ってる人はいない。そう信じたい。
でも、戦争って、何となく遠い世界の出来事のように思えてしまって、そう思ってるうちに、いつの間にか始まってしまった…なんてことのなったら、本当に取り返しがつかない。
知らず知らずのうちに、思わぬところで、思わぬ結果を導いてしまうことがあるのかもしれない。「そんな大げさな」と思っているうちに。
”今すぐそこまで来ている危機”に対して、無頓着、無神経になっている状態を、平和ボケと呼ぶのかもしれない。
内田先生が仰っていることが、杞憂で終わりますように。