きっかけを生み出す場をつくる

学びの場と働く場の橋渡しをすることを仕事にしています。「いかに学び、いかに生きるか」がマイテーマ。

SNSによって顕在化された階層

私が大学生だった頃、mixiが大流行した。(歳がバレる笑)

そして、その数年後、今度はTwitterがじわじわと流行り始めた。W杯の時には離れた場所にいても感動を分かち合えるSNSの魅力に取り憑かれ、東日本大震災が起きた時はテレビよりも情報が速く、デマだとしてもよりリアルに伝わってしまう、SNSの可能性と不確実性に戸惑いを覚えた。
また、これまで自分が出会ってきたのとは「違う」人達がいることに気付いたのも、Twitterを始めてからだった。どうも、この世界は平等ではないらしい。薄々気付きながらも見えないふりをしていた事実が、タイムラインに現れるようになった。

今はTwitterよりもFacebookを利用することが多くなった。そこにもやはり階層は存在していた。
友人同士の集合写真や子どもの写真をアップし、内輪ネタで盛り上がる人たち。
料理やカフェのスイーツの写真、風景の写真などをアップし、お互いの承認欲求を満たし合う人たち。
社会に横たわる様々な問題を提起し、その解決策を提示する人たち。また様々な取り組みを紹介したり、情報発信をする人たち。
これらの違いがそのまま階層につながる訳ではないと思うが、それが顕在化したのはSNSによるものが大きいのではないだろうか。

ま、それがどうという訳ではないのだが。