言葉のもつ力
仕事柄いろんな人に会う機会があって、いろんなお仕事やその人の生き様なんかに関するお話を聞くことができて、とても幸せなことだなぁと思っている。
経営者のお話でよく出てくるのが、
「できるか、できないかじゃない。やるか、やらないかだ」
という言葉。
やらない・できない言い訳を探そうと思えばいくらでも出てくる。そんなことを考えている暇があるなら、どうやったらできるかを考え、少しずつでもいいから前へ進め。
それから、コーチングをやっているような人なんかがよく言っている
「起きたことは変えられない。それをどう捉え、行動に結びつけるかは自分次第」
という言葉。
わかる。
わかるんだけど、
なんか、引っかかる。
それが何なのかはまだうまく説明できないけど、全ては自分次第みたいな考えかたって、ともすると自己責任論に結びつかないだろうか、という危惧があるからかもしれない。
もちろんそうじゃない人もたくさんいると思うのだけど、言葉だけが先走ってしまうと、自分のことは自分のせい、他人のことは他人のせい、という風潮につながりはしないだろうか。
なんかちょっと怖い。